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暑中お見舞い

   暑中お見舞い申し上げます。                                          遡って7月13日、祇園祭の前祭の長刀鉾.函谷鉾を見物して菊水鉾のお茶席に。あいにくのお天気ですが待つも楽し、長い行列を折り返した向こう側の芸舞妓さんたちの雨装束拝見、私も絽の訪問着に白の夏帯、涼しいと強がっております。

20240713_13480020240713_13453820240713_134526ご神体の菊慈童様を正面に戴き、優雅にお薄でよろしおすなーではないんです、後ろで並んで待っている方々を思うと汗が引いたら立ち上って退きます。

     Kikusuigosinntai_20240725151801 20240713_140438 Photo_20240726172001 暑い暑い京都を更に熱くして祇園祭の前祭巡行は7月17日。 籤とらずの長刀鉾が悠々と四条烏丸を東に出発して、これは4番目の白楽天山、

 Photo_20240725151901  Photo_20230717102701thumbそして9番目の鶏鉾でアクシデントが発生!
右車輪に亀裂が入り、行くか戻るか,ここが難しい思案ところ。写真は鶏鉾の見送り、ホメロスのイリアスでは、トロイの王子ヘクトールが妻子に別れを告げて、ギリシアの英雄アキレウスとの一騎打ちに出てゆくところですね。16世紀にベルギーで織られ、江戸時代に日本に到来したもの。実際に拝見したのは昨年初めてですが息をのむ美しさです。      さあどうする?どうなるんだろう?後ろの山6番霰天神山の曳き手たちも固唾をのんで見守っています。    結局、鶏鉾は霰天神山に先を譲り、次々23番の船鉾までを見送ったのです。無理をしていたら大事故になるかも?を未然に予防したとして鶏鉾の 運営方の決断は今後も讃えられることでしょう。

  20240725_06202220240725_06194020240725_121738                                さア、土用の梅干しが始まりました!ざるにあちこちからビニールの紐を掛けて物干しざおに吊るし、赤しそも壺の上で干します。6時間でご覧の通り気持ちよく乾いてゆき、梅は夜は壺に戻し、お天気を気にしながら3日間これを続けるのです。

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 土用のご馳走はウナギか牛肉ですが、我が家は焼肉参宮アワビと豪華版。まあ後はトホホ、インスタント〇〇が続いて帳尻合わせることになります。仕事場のご近所の桔梗、白と紫の対比が美しい!

 

 

 

 

 

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