はる近く
7年ぶりの大雪は天気予報が大当たり、前夜からの積雪で1月25日は厳しい寒さ。まだ薄暗い6時前に自宅を出て、ふかふかの雪を踏みしめ、少し心弾むのは5%くらいある子供心でしょうか、40分後に助産院に無事到着です。
ご近所の雪景色や雪ミッフィちゃんを撮影しての余裕ぶり、院内は4℃ですから、暖房が20℃になるのも予約変更して―の電話が鳴りだすのも2時間後かな。 お家から出られなかったり、滑りそうで怖いから予約変更してほしい❣ 緊急の数人と初診にも対応して長ーい1日が終了。薄氷(うすらい)を掃き出してある日向かな 藤松遊子 薄氷は春の季語ですが、掃き寄せられた薄氷がキラキラ光っているなあ…とのんきに帰宅できたのは、履物がローヒール→歩きやすいスニーカーに変わったことが関係ありそう。26日は休みだが、情報提供書をお渡する方がいて出勤予定、如何あいなりますか…
26日も雪は瓦屋根や歩道にしっかり残っていて婦人之友社刊の繁延あづさ著「鶏と卵と息子の思春期」 地をチラチラ読みながら5月末に発表する予定原稿を頭の中で組み立てているのです。
5月8日にはインフルエンザと同じ5類に分類される新型コロナと低出生に追われて、私たち桶谷は悪戦苦闘中。
桶谷式では「母乳育児相談室」ばかりって変じゃないですか 助産師さんなんだから、もっと活動分野を広く持つことって無理でしょうか?アドバイス本当に有難うございます。 思春期で反抗期の長男に「おかーさん、ゲーム買うのやめるから代リにニワトリ飼わせて」ってまともに言われたら、あなたならどうする⁇ 愛情込めて世話したニワトリの卵は食べられても、自分で解体して無駄なく食べ切ることができるか⁇ 迫力満点の内容は5読位の価値がありますよ。分葱とイカの酢味噌和えとホタルイカで、赤ワインを炭酸水で薄めていただきながらも考えています。
春はあけぼの いとをかしの清少納言の「枕草紙」83段に大雪の後の話が出てきます。師走中旬に降った雪で雪山を作って何日くらい持つでしょう?定子中宮のお尋ねに、負けず嫌いの少納言は一番長い期間「正月の10日くらいまで持ちます」。結果は皆さまご存じのとおり、中宮様が残っていた少しの雪を侍たちに捨てさせ,少納言に本当のことを明かす。幸せの絶頂と思われていた定子中宮に父の関白道隆の死が襲い掛かり、関白職は「この世をば…」の道長にわたる。この大雪の話の1か月後、道長の長女彰子が着裳し、11月には一条天皇の女御として入内する。天皇を巡って強烈すぎるライバル現る! 大切なのは今、現在を楽しみ慈しみましょうね、と中宮様の態度が少納言に示している。さあて、京都市内でも雪の後遺症はまだまだ残っていて、停電せず暖房が使えて、水道からの水が飲めて、ブリ大根が炊けるのは小さな幸せでしょう。春近し節分はもうそこに来ています。
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