« 2022年9月 | トップページ | 2023年1月 »

2022年11月

 正倉院展2022(第74回)

   晩秋の野山を彩るシュウメイギクの季節、11月だというのに我が家のベランダには見事なキュウリが実っている。もぎたてをさっと水洗い、ピーラーで薄くそいだだけでそのままパクリ、美味でございます。

20221023_070855 3_20221117105301今年も行ってきました第74回正倉院展!  今回は、752年(天平勝宝4年)の大仏開眼会をはじめ鎮魂と祈りの宗教儀式に使われた宝物が多い。 コロナ第8波中だし、入場券は前売りの日時指定だけなので行列はなし…とタカをくくって5分前に奈良国立博物館に到着。 予想は大外れ、甘かったS字型3列の長ーい列…大嫌いな行列に並んで牛歩もかくや、ノロノロ歩みで20分かけてやっと入場です。 

Photo_20221111172501 Photo_20221117100501  1_20221113123701  目録の表紙を飾る 漆背金銀平脱八角鏡(しっぱいきんぎんへいだつはっかくきょう)は、聖武天皇様ゆかりの鏡。中心に六弁花文‐周囲に飛鳥、草花,蝶、さらに外側に鳳凰、唐草、草花、瑞雲が時計回りに配置されていて、ブランドメーカー顔負けの見事なデザイン。大型の銀製のツボは 東大寺に甲乙1対ある銀壺のうちの乙で口径42.9cmやや膨らんだ胴径は61.3cm、重さは35.1キロもある。

  Photo_20221113123802  Photo_20221117102701 銀壺には、馬に乗り弓を持った人物の狩猟図が鮮明に線刻されている。音声ガイドの女性の「天平勝宝4年…」とゆっくり優しくて丁寧な声を頼りに、途中休憩を入れながら会場を回る。

Honnmirikisi Photo_20221113164801 Photo_20221113133702お説教ばかりでは民衆に飽きられる?音楽と仮面劇で楽しんでいただきましょうか。伎楽面力士と呉女(伎楽における唯一の女性)。崑崙は今回展示されていないが、呉女を恋い慕って 逃げ回る呉女を追いかけ回し、力士に懲らしめられる役割。崑崙って「西遊記」の孫悟空そっくり。「思っちゃいけないなんて誰にも言えないはずよ」と秘めておけないから大変です。

Photo_20221117151001Photo_20221117151002損傷激しいこのぼろ布(失礼!)は、繍飾方形天蓋残欠(ししゅうかざりほうけいてんがいざんけつ) 天蓋は仏像や高僧の頭上を荘厳する傘、本品は一辺が3.2m以上の方形の布だったと考えられている。唯のぼろ布にしか見えないこの布の価値.用途を明らかにし、気が遠くなりそうな復元も試みられるのでしょうか…    Photo_202211171027023_20221117102701 大好きな古文書は、正倉院古文集第2巻の大粮申請継文(たいろうしんせいつぎふみ)、745年(天平17年)2月から10月までに兵部省、刑部省など中央官庁から出された13通を収めている。これは刑部省の現場職員仕丁に毎月支給するコメや塩等について、仕丁などの人数、労働場所、食料などの総量が記載されている。2月時点で刑部省で働く仕丁は54人、全員が恭仁の宮にいた。8月になると、同庁の仕丁は平城京と紫香楽宮(しがらき)に配置されていた。聖武天皇様が740年(天平12)10月に平城京を離れ、恭仁宮、難波宮を経て紫香楽宮へと彷徨い、745年5月にやっと平城宮に戻ったことはよく知られている。仕丁はつらいよ、と言いながら庶民は強くたくましいものです。

 Photo_20221117193801 2_20221117193801 Photo_20221117203401

葉付大根1本を1回のご飯で平らげる方法。大根は茹でて出汁で煮てトリそぼろ大根に,葉と茎に切り分けて塩少々でゆでます。ゆであがったら葉も茎も細かく刻んでゴマ油で調味、チリメンジャコか竹輪と合わせてお醤油たらりです。最後は誕生日を祝ってもらった時のスナップ、付け下げと北村武史さんの袋を締めています。

 

 

| | コメント (0)

« 2022年9月 | トップページ | 2023年1月 »