八月や
八月や 六日九日 十五日 小森白芒子(はくぼうし)など詠人多数 。六日九日は広島,長崎に原爆が投下された日、十五日は終戦記念日である。幼いころ、夏休みに預けられていた伊予大洲の亡祖父母は、終戦記念日のことを私にずーっと語り継いで聞かせた。暑い暑い日でね、水も食料もなくて飢え喝いて沢山の兵隊さんが亡くなられたのよ…そのおかげで、自分らが生きてゆけるのよ。忘れてはいけない!!小森さんには 国破れ 日輪焦土を 灼きつけるもある。最近あまり見かけなくなった朝顔,紅と紫の2鉢でベランダが明るくなった。
東京オリンピック2020が閉幕し、期間中 選手たちにたくさんの感動をいただいた。新型コロナのデルタ株、ラムダ株の脅威を一時そちらにおいて、競泳女子2冠の大橋 悠依選手や侍ジャパンの応援に熱中した。しかし新型コロナの変異の凄さよ、はっと夢から覚めれば東京,大阪,沖縄は言うに及ばず京都ですら370人❕ 間違いではないよね…という爆発ぶり。勿論,一般人はできるだけ外出しないよう、昨年に続き、故郷の墓参りすら控えております。(ワクチン接種済みでも安全とは言えず、自粛続きでコロナれ、飽きているのも事実)
照りつける陽射しの下、セミ時雨を聞きながら夏の恒例行事 梅を干す。 炎天下の梅干しも今年が最後か…つぶやきを聞いた家族の一人、【それは困ります、あの赤梅酢がないと酢ハスができない、手伝います。】 エビラザルの梅を返したり、ホーロー容器の赤梅酢を煮沸したり、色々やってくれます。
キュウリとみょうがの混ぜお稲荷さん。暮らしの手帳3回目の登場でテイクアウト用に今年初めて作ってみました。どこがお稲荷さん? 実は,お米3合に,チリメンジャコ50g、白ごま大さじ3杯、5㎜角に小さく切って煮含めた稲荷揚げ6枚が入っています。マグロには見えないか…みょうがは甘酢に前の日からつけて準備、キュウリ2本は、薄切りで海水くらいの塩水に5分で搾ります。途中 甘酢ミョウガを試食した1人が「すっぱーい、私のはみょうが載せないで!」実際仕上げてみると、ミョウガとキュウリのバランス抜群、美味しいと大好評。いつものあればかりでなく色々チャレンジしてみるものですね。家庭料理は材料を無駄にできないので、新メニュー開発には限界があります。3年ほど前、マーボーナスが人数分しかないのに、ピンポーン!急に食べ盛りが2人増えた。窮余の一策はたまたま冷蔵庫にあった木綿豆腐1丁を1.5㎝角に切って足し、マーボー茄子豆腐に化けさせた処、思いがけず美味❕。今ではマーボー茄子豆腐で初めから作っています。
今日はお盆の13日、苧殻のお迎え火もなし、ご先祖様がお帰りになる16日の五山送り火も自宅から出ない方が良いとか。えっ私ですか、例年通り」仕事場でレポート書いたり考えたり…静かな夏休みです。
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