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2020年10月

AYA世代(あやせだい)

ここ半年ほど、届いた専門書にすぐ目を通す珍しい習慣ができた。    周産期と悪性腫瘍を読んでいると目慣れない言葉にドキッ、AYA世代がん❓         2010年ごろから登場してきた言葉で、思春期.若年成人世代( adolescent and young adultAYA)と丁寧な解説がある。定義には諸説あるが、ここでは15歳から39歳の年代を指していた。AYA世代は、小児がん.成人がんどちらも発症し診断が遅れたり治療の選択肢が限られたりと問題が多い。   ただ、自分はAYA世代だと認識している方があまり多くない現実から考えると、一般に浸透するのはもう少し時間がかかりそう…    
Photo_20201025075701Hanamizukimi 2_20201025075901 マスクの中まで漂ってくる金木犀の香り、ハナミズキも赤い実をつけて小鳥たちを誘っている。10月中旬、恒例の私の誕生日祝いを「新阪急美濃吉」でしてくれるという。   さあ困った、マスクという隠れ蓑の下でのグータラ生活、髪はちびまる子ちゃん風ショート、易きに走るは人間の常、化粧は勿論 顔の手入れもせず放置していたツケが回ってきた。   金屏風の前で冷や汗ものの記念撮影 着物は望月間道(もちづきかんとう) 帯は更紗に部分佐良刺繡のしゃれ袋、着物風ヘアは専属美容師の敢闘賞ものかな。顔❓ 魔法鏡で見ることにして開き直っています。

Photo_20201021140901  Photo_20201021141001  Photo_20201022170501 Photo_20201022192801   仲居さんと板前さんのサービスよろしく、秋色前菜に始まり名残の焼き小アユを特製酢味噌で頂くのも美味。家庭料理とは格段違う材料とおもてなし、最後は持ち込みの、大阪ヤカタさんのアップルパイをモリモリ頂き大満足の一夜でした。    コロナと共存の新しい休日習慣は、伏見のお稲荷さん詣で。早朝7時前に阪急を降りて四条大橋を渡り、南座を見ながら京阪乗り場へ。早朝のお稲荷さんの境内は清々しく、多少 気力が弱っていても霊験あらたか、元気になる。(ほんとかな)千本鳥居を抜けおもかる石までが通常コース、気持ちに余裕があればもう少し足を延ばす。何しろ気力.体力勝負の助産師業、お稲荷さんの坂道山登り、石段の昇降が元気の秘訣? 生花を求めて毎週の錦へのお出かけも復活した。

Photo_20201025082501   Photo_20201025083801  あざといちゃっかり は褒めことば?になりつつある。ちゃっかりあざといお嬢さんと親しくなるのは難しそう。じわるは国語辞典にも載っているとか、ン見、ガン無視、頑張ったぜワンチャン、言葉は急速変化を遂げている。ワンチャンはチャンスの前髪をつかめ、チャンスは禿げ頭(失礼)の意らしい。チャンスの神様はギリシア神話のゼウスの末っ子さん、カイロス様ですって。

5_20201024130401   この下を向いた、前髪だけふさふさの美少年が一瞬のチャンスの神様、カイロス様、いつも一緒のクロノス様は、過去―現在―未来と連続して流れる時間を司どっておられるそう。

 

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通り抜ける空

 通り抜け できさうに 空澄んでをり 和田耕三郎 (1955-)

空へ行く 階段のなし 稲の花  田中裕明(1959-2004)

Photo_20200921170301 Photo_20200921170303        Photo_20200921170302 抜けるように高く青い空、秋ですね、朝夕はめっきり涼しくなりました。俳人和田耕三郎と田中裕明は重い病を得てもなお澄み切った心境で空をうたった。 彼らには、空への階段は近所の寺社の石段のように身近に感じられたのでしょう……百日紅、青い実をつけた柿、コロナ禍でも季節はゆっくり廻っています。   9月19日からの4連休?  私とは無関係、ほぼ毎日出勤して乳腺炎の患者様をcareし、この連休や月末に里帰りを終えてご自宅に戻られる母子たちの診療情報の準備をしました。私が所属する団体 桶谷式は全国で330か所の助産院があって、安心してリレーできます。スミマセン、ちょっと宣伝っポイ⁇  特に今回 送り出す何組かの母子たちは、新型コロナの影響で里帰り期間が長く、コロナのために孤独な出産をし、赤ちゃんがうまく飲めなかったり、重症乳房トラブルでかたーく暗い表情での初診でした。「赤ちゃんが何で泣いているのかわからないんです」とママも泣きそうだったあの頃。今では「そうなの、そうなの」と優しく語りかけ、てきぱきと赤ちゃんのお世話をし,授乳もやすやす、なんて素敵な母子、一回りも二回りも成長されましたね。ほんの少し関わった私ですが、「別れも楽し」と強がって送り出しましょう。

Ranndenn  Photo_20200921184903   2_20200921162901 

毎日通る嵐電大宮駅のお月見しつらえ、観光客増加を喜びながら新型コロナ拡大の心配もしている。仲秋の名月は10月1日ですが、「花は盛りを月は隈なきをのみ見るものかは」と兼好法師もおっしゃてますよね。これは桜の花、春の月ですが 秋にも言えますね。 完璧な月よりも少し欠けた月もよいかと三条の花屋でススキを求めてスプレーで開花を遅らせる処置。公園で見かけた名残りの萩もいとおしい。    家族にいい加減に本棚の整理をしては‼と強制され、あれもこれも捨てられない世代なので断捨離?ブルブル私を捨てられそうと、拾い読みして結局1冊も処分はムリ無理ダメな私です。

Photo_20201001072001   Photo_20201001071901 Inoueyasusi

中でもこの「クシュラの奇跡」は大切な1冊、著者はニュージーランドの書店経営者ドロシーバトラー様、サブタイトルに140冊の絵本との日々とあります。1984年にのら社から出版され、時に触れ読み返す1冊です。ネットで簡単に読み捨てられる本全盛ですが、紙の手ざわり紙魚の跡古い世代は本の処分にどうしても踏み切れない。同様に井上靖さまの詩集も捨てられない1冊、この季節「漆胡樽の出だし  星と月以外何物をも持たぬ砂漠の夜、そこを大河のように移動してゆく民族の集団があった。……は私にとって形を変えた祇園精舎の鐘の声(平家物語)です。

Photo_20201001071501  助産院は毎日多忙、コロナとの共存時代にごく稀ですが、「うーん それありですか?」というような行動の患者様もおられますが、それなりに割り切ることにいたしましょう。

 

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