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2020年3月

Wash your hands

節分が過ぎ、日差しが伸びてくると助産院にはお雛様が飾られる。京の上巳(桃)の節句は4月3日、まだまだ飾っていて大丈夫。お内裏様は左が殿 右が姫で関東風だが、五人囃子の両端 左近の橘、右近の桜は御所の紫宸殿に植えられている通りの配置。今年はのどかなひな祭り…とはゆかない。新型コロナが  世界中で猛威と恐怖をまき散らし、見えない敵と私たちは戦争している状態。毎日ニュースで見る感染者数増加が怖い、あまたのスポーツイベント中止のさなか、東京オリンピックはどうなるのか?その時に照準を合わせてトレーニングしている選手達は?

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うちの助産院のママたちも玄関でまずウエルパス消毒、洗面所直行で親子仲良く手を洗いましょ!です。2月中旬から、重症の乳腺炎の患者様がおられ、早朝7時過ぎからの診察開始が続いていた。幸い順調に回復されたが,助産師としてはいろいろ悔いが残る。今にも乳腺膿瘍が自壊しそうな初診時の衝撃、自壊した時のセルフケアを説明して滅菌ガーゼ他をお渡ししておいた。自壊したとスマホに連絡があり、翌日の7時にお越し下さいと話すと「そこでは何をしてくれるのですか?助産師さんに診てもらうと必ず悪化した」と冷たい口ぶりだった。当院は電話相談は原則受け付けておりませんが、乳腺炎症状でお困りの方は、どうぞご相談下さいませ。お近くの桶谷式相談室を紹介いたしますし、微力ですが私どももお力添えいたします。コロナ疲れなどもっての他、生まれて間もない「うまく飲めない」赤ちゃんたち多数と大ママたちは、午後診察に来て頂き和気あいあい。私たちが元気でいなければと、旅行も外食もすべて控えて家と職場の往復、レタスもトマトも加熱加熱、冷凍庫にあるものも底をつき慌ててデパチカに買い出しに走る始末。

Photo_20200316164701   S  Photo_20200319152001満開の木蓮の下,保育園に送っていく途中か若いママが娘を高い高いして楽しんでいた。ベランダの山椒が芽吹き桜も開花しそうな勢い、はーるですねー。新型コロナは何時終息するのか先が見えなくて、暗い春なのか…長くて短い人類の歴史だが、このような災難にもしばしば遭遇し何とかそれをクリアしてきた筈。日本の未曽有の国難といえば、鎌倉時代中期の元寇に始まり最近では東日本大震災まで、しっかり対処できたとは言い難くてもそこを潜り抜けてきている。只、1000年の古都 京は言うに及ばず、750年前の鎌倉時代に比して現代人は余りにも軟弱。メンタルで追い詰められやすいし身体的にも堪える力は弱い?外出できずに辛い、ろくな食べ物がない、マスクがないしお金もないに耐え抜く強さが欠けている?イイエ大丈夫、私たちはこの災厄をきっと乗り越えて新たに歩みだしてみせる。Photo_20200319095001勇ましいイラストはヨシタケシンスケ様作、コロナに負けないぞーと清少納言が気合を入れているつもり。

春はあけぼの(いとをかし!)やうやう白くなりゆく山ぎは  すこしあかりて紫だちたる雲の 細くたなびきたる 「枕草子」は1000年以上前の平安時代、一条天皇の皇后定子の私的女官として仕えた清少納言の随筆としてあまりにも有名、これを書いている時点で定子皇后はすでに、藤原道長の娘 彰子中宮に押されて没落傾向にあった。10歳以上年下の定子をめでたし!と称賛し、そのサロンを活写して決して泣き言は言わない、清少納言もお見事。私たちも地味に手洗い,適度な休息、家庭料理は(大根田楽を翌日は麻婆大根に)変化を持たせて新型コロナを撃退いたしましょう。



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