金木犀
台風19号の被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。穏やかで悠々と流れるイメージの千曲川や阿武隈川がまさかの大氾濫、あれから10日以上経ったのに泥だらけの家屋、冷蔵庫や戸棚、建材などの災害ゴミが数百万トンも発生して自治体の処理が追いつかない。世界中の気候変動に私たちは何ができてどう対処するか、スウェーデンの過激な16歳、グレタ・トゥーンベリさんの環境発言にも一理ありますね。
10月中旬になってやっと金木犀の香が漂い、紫蘇も花咲き穂をつけた。温暖化の最中にあっても季節は動いているのだろうか。
この季節に誕生日を迎えた私は、三百三柄お召しに菊の染帯、フグ提灯顔は小さなケーキのローソクを吹き消しているところ。恒例松茸ご飯と土瓶蒸しは年1回のお楽しみです。えっ?マツタケが多すぎる?そう錦のとり市さんからどっさり求めた松茸を抱えていそいそ帰宅した私に、家族は呆れてものが言えないと文句たらたらでした。米4合に松茸250gお揚げ1/2枚みじん切りで抜群のお味にグーの音もなし…
誰もみな 京ことばなる錦小路 錦市場に飴色の猫 河野裕子 2010年に他界された河野さんが今の錦の変貌ぶりをご覧になったら仰天されるでしょう。京ことばどころか世界各国の言葉があふれる国際見本市場、なじみの店は次々気軽な立ち食い屋さんに姿を変えた。それでも活気あふれる錦ですがちょっと寂しい。金沢の近江町市場のような変革なら大賛成ですが。北欧フィンランドの政府支給のバースディボックス、50000円相当の衣類とベビーベッドになる段ボール箱、段ボールベッドを開いてきれいにベビー服が並んでいる写真は、実際に購入されたⅯ様提供です。どうすれば出生率が上がるか、地球環境も大切、生まれてくる子供の未来を考えてこんなプレゼントが届いたら嬉しいでしょうね。
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