新年ご挨拶2019
明けましておめでとうございます。今年の元旦はうらうらと暖かく、 穏やかな一年を祈願して北野の天神さんとゆかりの寺にお詣りしてきました。
春着は小倉淳史さんの辻が花染、薄紅紫地の付け下げに正倉院龍鏡の袋を締めています。≪初明かり銀河系 字あざ宇宙かな≫ 原子核物理学者で政治家.俳人の有馬朗人様(1930~)の句。窓に初明かりがさして、外では人々が新年を寿ぎあっている…広大に見えてもこの地球は銀河系全体から見れば中心ではない 字あざ即ち田舎でしょうねと。私共が自宅の正月大宴会から某ホテル料亭祝宴になって10年程でしょうか。毎年会場を提供して何家族ものお節料理を作り、立ち働いてお正月を迎える我が家の負担を考えた親戚一同からの申し出あってのことです。
この料亭 昨年若い料理長が就任、さすが何百年も続くだけあって老舗の味はしっかり受け継がれ、器も新しい工夫が凝らされて楽しい事限りなく味は飛び切り上等でした‼
舞鶴生れの俳人大石悦子様(1938~)の新年の句≪海溝を 目無きものゆく 去年今年こぞことし≫太陽の光も届かない水深6000mを超える深海、この暗黒世界を泳ぎ行く目もない生命がいて、現在が過去に今年が去年になって行く…助産院は昨年末にホームページ.看板.内装を一新しました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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