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2014年9月

秋に思う

紅葉には少し早い9月最終の土曜日、お招きを受けて東福寺塔頭の一つ退耕庵に行ってきました。このお寺は、絶世の美女と伝えられる平安時代の歌人小野小町とご縁があり彼女の100歳!像と彼女宛のラブレターを収めた文章(たまずさ)地蔵が安置されていますお庭も池泉観賞式と枯山水庭園があって見事なものですが、残念ながら普段は非公開、撮影禁止なので精進料理泉仙さんの御馳走でご勘弁を。

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気分よく帰宅の途中でよそ様のお庭にそよぐ秋明菊(貴船菊)を見つけパチリ、秋の花はほとんど好きですが、中でもシュウメイ菊と萩が好みです。中国伝来のこの花ヨーロッパではジャパニーズアネモネと呼ばれ、花言葉は多感な時、薄れゆく愛、おまけに花弁と見えるのは実は(ガク)、なかなかやりますね。    Hagi     寺見物にご馳走、花をめでて優雅な日常と思うなかれ!助産院の仕事は、出たとこ勝負みたいなもの、神経をすり減らし今日も無事だったとムネなでおろす毎日です。でもね、嬉しいことも多いんですよ。当院は妊娠中からの相談.準備もしていますから、「無事生まれました!二人とも元気です」の第1報が入り、退院直後に来られる方が多いですね。では,ママのおなかにいた時から通院していた赤ちゃんたちを紹介いたします。

Photo_10 右 りおちゃん8月13日生れ、やっとお目目が見えるようになり、体重も増えてきて可愛くなりましたね。左兄のこうき君は3歳2か月、教えられなくても平仮名すらすら、賢くて恥ずかしがり屋で、これは内緒ですがジャンプは苦手。

Photo_11はからずも賢兄、美妹対決になりました。きさきちゃん9月5日生れ、兄とき君2歳4か月、とき君の時の辛かったことを思えばきさきちゃんは楽々育児とか、若すぎる料理上手のおばーちゃんと綺麗なママに甘えながら兄もどんどん成長しています。Photo_13

最後に登場、さほちゃんも9月5日生れ。3884gと大きく生れ、まだ19日しかたっていませんが愛らしさが増し、おまけに高度成長タイプらしく母乳だけで800g近く増えています。今回姉のえみかちゃんを載せられなくて残念。来るものあらば去る者あり、断乳も2人目さんたちを載せます。Sana_2

さなちゃんついに18か月で断乳3歳上のおっとり兄のゆうと君とともに成長著しいお嬢さんです。芯がしっかりしてて賢い!

Photo_4 右のみどりちゃんは1歳3カ月で断乳、めっきり知恵がついて泣き虫さんも卒業、将来楽しみです。姉 あかりちゃんは3歳5か月、母乳哺育中は豆電球とからかわれるノンビリさんでしたが、それは表面能ある鷹の典型でした。この姉妹は賢姉賢妹です。あかりちゃんは『おかあさんといっしょ』NHKEテレ10月8日 8:00とPM 4:35放映に出ています。皆様ぜひご覧下さい。

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秋風に揺れる白萩とススキ、平安時代の歌人在原棟梁の歌でしめましょう。

秋の野の 草の袂か 花すすき 穂に出て招く袖と見ゆらん

在原棟梁は業平の長男、お父さんほどの艶ッぽさはありませんね。

 

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夢二のふるさと

今 京都タカシマヤ7階ギャラリーで「竹久夢二(1884-1934)展」が開かれています。彼の出身が岡山の瀬戸内市 邑久(おく)で、『夢二郷土美術館』の分館があります夢二展の報告は後に回して、まずは同じ岡山の川崎医療福祉大学に行ったことから始めます。9_2  昨年から、この大学の院生の皆さんに母乳の話をして簡単な実習をしているのですが、若い人の素直な手に、「まぁ貴女、とても上手ねー」とほめると「去年 先生に習いました」と嬉しい返事。

 

Photo Dsc01255

 

この大学、新幹線岡山駅から在来線に乗り換え、3つ目か4つ目の田園地帯にありますが、高度先進医療のドクターヘリを有する実習病院をはじめ、医療大学がいくつもあって只々驚くばかり。岡山はとても助産師活動が盛んで助産院も多く、お産も多い。このドクターヘリ所持病院の産婦人科教授が「困ったら後始末は引き受ける」と力強くバックアップしてくれるから安心して助産院で分娩するという良い循環。この岡山の助産院で実習しているのですから、実践に強く、母乳にもとても熱心。できれば近未来にここの修了生が新しい母乳哺育実践者になってくれるのを願うばかりです。では、夢二生誕130年を記念展の話をいたしましょう。

 

      Photo_7風景画は1909年作「故郷の秋」、人物画は1920年「秋の憩い」  夢二さんっていろんな意味ですごかったんですねーと感嘆しきり。美術学校に行かず独自の世界を確立したことが共通点だとして、ロートレックと並んでベル.エポック=よき時代の芸術家として評価されていました。50歳で没した彼は、死ぬまで故郷岡山を愛し続け、なつかしみ、多くの作品を残しています。詩を書くように絵を描く…「故郷の秋」は岡山城の石垣と蔦、お堀にはハスが実り、白壁の家の遠景の操山の向こうには、ふるさと本庄村邑久がある。泣きたいような思いで描いたのでしょうか¨ 今回は出品されていませんが、彼が「母」と題して描いた絵に添えた詩に小松耕輔が作曲した♪ ふるさとの 山の明け暮れ 緑の門に立ち濡れて♪は甘美でちょっとジーンときます。優しく美しい母と姉への思いからか、彼は美女好き、目が大きくて手足も大きい女性がお好みだったとか。美人画の夢二と思いきや彼は子供好きで、著書の多くは児童書だったんですって。3回も足を運んですっかり夢二通になってしまいました。それでは恒例  うちの赤ちゃんたちを紹介します。

 

Photo_14        Photo_12 はにかむ姉NATUMEちゃんは5歳、弟のYUUTO君は6月16日生まれの優良児、家族思いのパパはYUUTO君が生まれたばかりの時の何か月か育休をとってママの育児をサポートしました。この育休の間にNATUMEちゃんの幼稚園のお弁当作りが上達したし、滋賀県からの当院への通院送迎もパパ、立派ですね。緑のシャツのHINAKOちゃんは9月5日におっぱいバイバイしました。生まれて12日目、母乳を飲めなくて駆け込んできて以来、両親そろってHINAKOちゃんが母乳で育つよう協力してきました。1歳8カ月ですが、賢いのなんのって…いじらしくかわいいのは自分で『パイ  なし!』ときっぱり宣言すること。そのほか2語文を話して「くつした脱ぐ」とか言いますよ。子供には嘘をつかないで、向かい合って話してね、おっぱいバイバイもだまし討ちはなしです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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