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2013年12月

気の早いサンタクロース

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「おーい、だれかお家に入れてよー」、ドアにぶら下がって困ったご様子のサンタさんは、11月末に早々と登場。唯でも時間のやり繰りが下手で困っているのに、急がさないでサンタさん。12月に入るとなんだか、後ろから背中を押されている気分、仕事は勿論、あれもこれもと焦っているうちに時間は飛ぶように過ぎてゆきます。走るのはお坊様だけではございませんね。この年末に嬉しいことは、ロボット掃除機導入で家事の肩の荷がぐっと下りたこと、やおら重い腰を上げ、ドッコイショと掃除機を取り出し、ウイーンブオーンとなるまでの気分の重さが一掃され、音は静かだし、掃除が楽しくなること請け合いです。

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  恒例の師走の仏事を終えればほっと一息、仕事帰りに嵐電の線路を渡って見上げると、瓦屋根の前にはソヨゴ?赤い実が、目の前の垣根には、大好きな白い山茶花も咲いています。こうなれば、矢張り無理をしても、南座の猿之助襲名を見てこようということになります。今年の南座顔見世は、市川猿之助、猿翁、中車(香川照之)さん一門の襲名披露公演なので是非、昼夜ともに観たいと無理を言って席を抑えていただいた次第。この贅沢の付けが回ってまあしばらくは極貧生活を送ることになるでしょう。

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南座の前に、評判の東山の高台寺と圓徳院さんとを訪ねました。圓徳院さんは、太閤秀吉の正室ねね様が晩年の14年を過ごされた所、高台寺はそのねね様の菩提寺ですね。 どちらも夜のライトアップが有名ですが、観光客の少ない昼は昼で、名残の紅葉を堪能しました。道中着写真は高台寺の傘亭前、道中着は温かくて着易い繻珍、着物はダークグレー地に、細い線を描いた小地谷の訪問着です。帯はアースカラーにクリスマスツリーとサンタを描いてもらった塩瀬の名古屋、群青色の帯揚げと道明の帯締めを配しています。

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大洲の叔母が従妹のスマホで私のブログを楽しみに見て下さっているご様子、最近は元気がないね、着物の出番が少ないとお小言、もっとも叔母は私の着姿に祖母の面影を見ているとか……がっくりです。満員御礼の南座内部、さすが京都、華やかな着物姿が1/3を占めます。お弁当は「ちもと」期待通りの美味しさ。

   襲名披露の猿之助さんの口跡の良さ、遅れてきた男中車さんの並々ならぬ決意、最後に登場猿翁さんは無言ながら、イヨッ真打!待ってましたと大向こうから掛け声がかかる存在感がありました。残念ですが、私たちが観た数日後に猿翁さんは体調不良で休演となっています。昨年も端正な市川団十郎さんの梶原景時を見て、感激したのもつかの間、その翌日から団十郎さんは休演、今年2月初めに永遠の旅立ちをされました。歌舞伎はすごいと思うのは、あの勘三郎さんや団十郎さんが亡くなられて深い喪失感の中、若手が次々成長して見事に大輪の花を咲かせ、伝統芸継承だけでなく、新しい試みも型も創造されてゆくこと。

本送る底荷の冬至南瓜かな

モンペにおかっぱがトレードマークの黒田杏子さんの句。母が娘に元気でいてねと送る荷物でしょうか。今年は22日が冬至ですね、1年で最も日照時間が短い日、一陽来復、この日から新しく物事が始まるおめでたい日とされています。かぼちゃで無病息災を祈り、ゆず湯に入るのが庶民のお楽しみ。

 

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