旅はよいもの
行ってきました、倉敷の大原美術館。 6月第2週、ちょうど台風3号襲来で雨を気にかけながらの旅行は案に相違しての上天気。 玄関右のロダンの彫刻「説教する聖ヨハネ」に迎えられ、同行の5人で記念撮影、玄関左には同じくロダンの「カレーの市民」があります。長い間もう一度逢いたい、見たいと憧れ続けたエル.グレコの「受胎告知」は本館5の通路のようなところに飾られていて、「えッこんな身近に‥‥よろしいのでしょうか?] という感じ。ウイークデイのせいか人影少なく、梅原龍三郎も小出楢重も佐伯 祐三も青木繁も、親類の応接間にあるような感じで、大嫌いな行列もせず、心ゆくまで見てきました。
..この日の私の装いは、小さなヒョウタンをちりばめた単衣の江戸小紋、帯は朝顔のしゃれ袋を結んでいます。
着物が珍しいのか外人さんにモテてモテて(京都では涙と鼻水とよだれダラダラで抱っこをせがむ0歳児にしかモテたことがありません) 白壁の街を歩けばご一緒に写真をとねだられ、 国際ホテルで棟方志功の版画を鑑賞しているときも握手を求められドギマギ。 倉敷滞在わずか4時間、岡山での会議のため後ろ髪をひかれる思いでJRに乗りました。倉敷のタクシー料金の安いこと、ドライバーの親切なこと。 またゆっくり訪ねたい、まさに倉敷良いとこ。吉田兼好さまもおっしゃる通り 徒然草第15段 「いづくにもあれ しばし旅立ちたるこそ 目さむる心地すれ」でありました。短い旅で心のアンテナの感度が上がっておりますようにと願いながら、日常の多忙な毎日に戻ります。 嬉しいことに,当院卒業生の出産や2人目の可愛い新入生が続きました。ご紹介致しましょう。
若いグランマに抱かれてすやすや眠るSEITAちゃんはまだうまれて1か月。2440gとやや小さく生れたのもなんのその、当院卒業生のママの母乳でぐんぐん育ち、あっぱれイケメン予備軍入学です。
仲良く手をつないでいる2人、右WAKANAちゃん間もなく6か月、成長発達とも良好で性格は時に温和、美形で芸術家のDNAを受け継いでいると思われますので将来楽しみ。左のEIITIROちゃんはまだ4.5か月、今日は全く泣きわめくこともなく本来のおっとり長男が出ていますが、いつもは体格に比例した大声でママを呼ぶ甘えん坊です。
ご覧のの2人は姉弟、ShINNOSUKEちゃん8か月、YUZUHAちゃん間もなく2歳10か月、診察中のママのベッドで待つ2人が小倉遊亀画伯の「姉妹」そっくりであまりに可愛かったので撮りました。もちろん顔だけでなく、賢い2人ですよ。ところで皆様、梅仕事は終られましたか?
6月初めの梅酢に始まり、今は朝いちばん甕の梅干しのご機嫌伺いが仕事です。あとは赤紫蘇を入れて、三日三晩の土用干しが待っています。保存食つくりは子育てとおなじ、手抜きも後戻りもできず気が抜けないのです。今回も食い気が勝ったブログとなり、最後は山形から到来した初もののサクランボ! で締めましょう。
最近のコメント