夏越しの祓 なごしのはらえ
京では6月も終わりに近づくと、あちこちの神社に夏越の祓のための茅(チガヤ)を丸く編んだ「茅の輪」が登場する。写真は上賀茂神社。大晦日が1年の最終日で大祓、6月30日は1年の半分で夏越しの祓という次第。 「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延というなり」 と唱えながらこの輪を、先ず左足から踏み入れ 8の字を描くように 3度くぐるのが正しい茅の輪くぐりだそう。でも女子のお楽しみは何と言っても氷室の氷をかたどった外郎生地に甘く煮た小豆を乗せた「水無月」 別名水無月祓とも言いますもの。
一見何の変哲もないように見える花は御祝儀袋の水引そっくりの水引草。今年も近くの嵐電(ランデン)の線路脇に紅の可憐な花をつけている。身内に若い重病人がいて、一縷の望みをかけた治療法が適用にならないと分かったのは5月も終わりのことだった。それでも辛い治療に耐えて1日1日を大切に生きる病人にこちらが励まされてしまう現実。このまま次の新しい治療の適用まで生き抜いてほしい!! 池澤夏樹さんの「春を恨んだりはしない」 震災をめぐって考えたことに この本のタイトルになったヴィスワヴァ.シンボルスカの「眺めとの別れ」が引用されている。
またやって来たからといって
春を恨んだりはしない
例年のように自分の義務を
果たしているからといって
春を責めたりはしない
分かっている わたしがいくら悲しくても
そのせいで緑の萌えるのが止まったりはしないと
東日本大震災から1年4か月が経ったけれど、被災された方々の忍耐にも限度があるだろう。福井の大飯原発再稼働をどんな思いで受け止めておられるか… 当方も多忙を極める仕事に追いかけられて立ち止ったり考えたりする時間がないのはかえって救いだろうか。大好きな着物に袖も通さず夏が来ると思うとやや情けない。毎年見るガクアジサイやいちはつの花にホッとする毎日。
忙中閑あり、鹿児島よかとこ報告はすでにべビマアロマでご覧になられましたね。初めて行った鹿児島の熱烈ファンになりました。ジャンボタクシーを半額にしてもらい、台風3号の雨の中 「ウエルカム噴火」の桜島も見物。鹿児島の天気予報は風向きも加わると聞いて納得。
指宿の砂風呂では専用浴衣、手ぬぐいで頭を包んで砂から顔だけ出した写真を撮りましたがまさに砂地にかぼちゃが生えたのとそっくりでこれは特に秘します。
サア、わが助産院の元気ベビーやお子ちゃまにさらに元気をいただきましょう。 わが助産院にも結構いる3人とも母乳です!
上は全員母乳育ち、個性豊かで賢く育っている3姉弟、RURIちゃん,souちゃん、泣き喚いているのはTOURIちゃんです。みんないい顔してるでしょ、将来の大物たち。 下は、両親と2人の兄の溺愛を受けてますますかわいいMISATOちゃんです。お誕生日を過ぎてしっかり歩けるようになりました。
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