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2011年12月

いざ顔見世へ

Photo 京に暮す人間としては、年1回の顔見世に行かないと年が越せない様な気がする。というわけで今年も行きました、南座へ。お目当ては昼の部の「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」。仁左衛門の切られ与三郎と菊五郎の蝙蝠安の共演、その上藤十郎の「隅田川」とあっては見逃せるわけもなく、見たい行きたい思いは募る、ビンボー多忙はいつもの事、後で苦しんだとしても何とかなるでしょうと やり繰り算段も心弾ませいそいそ顔見世へと相成った次第。  

着物は春霞と勝手に銘を付けた牛首の訪問着、帯はお目出度い松を織りだした川島の袋。帯〆は道明の染め分けの平組。Pc040329_2南座は緞帳を新調して華やかな雰囲気、幕開けの「寿曽我対面 ことぶきそがのたいめん」に昨年海老蔵の代役で見事「外郎売り」を務めた愛之助が曽我五郎で荒事を見せて場内を沸かせます。藤十郎の斑女の前の幽遠な哀れさ、攫われた子の梅若丸が既にこの世にないことを知った時の衝撃、見事な舞に隣席のご婦人と涙ナミダ、どちらさまも落涙かとチラッと横を見れば花道横の良いお席に打ち揃って白川夜船コックリコックリでした。神の舞とも見える藤十郎も門外漢には猫に小判。お目当ての仁左衛門の与三郎は姿形ばかりか、(孝夫時代からすらっとしたおみ足に色気がございます)お馴染みの名セリフ 「しがねぇ恋の情けが仇」の鮮やかな口跡に場内うっとり、菊五郎の蝙蝠安のカワイヤらしいのも良かった!  さて前回からスタートしたJJSI(日本女子相撲クラブいけがみ)、第1次予選通過したお嬢様方の登場です。七五三の赤いおベベが似合う卒業性のAKARIちゃん。弟のDAiちゃんもそろって賢い姉弟です。Photo_6

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つぶらな瞳は三重県代表 AYANOちゃん7か月、満面の笑顔を見せているのはTOMOMIちゃん6か月 びっくりするような発達でおとなしい時は要注意、9か月のKOTONAちゃんは色白美人で、秘密のしこ名を持っています。リボンのHINAKOちゃんは8か月、ママ似の美女になるでしょう。 この子たちは皆、無限の可能性を持っていますからどこまで伸びるか将来が楽しみ。中国の思想家孔子さま( BC551479 )論語の「子空篇」でこうおっしゃっておられます。 子曰く 後生畏るべし。 焉(いずく)んぞ来者の今に如かざるを知らんや。 だからって侮ってはいけませんよ。自分より後から生まれた人が、今の自分に追いつけないと、どうして分かるでしょうか?  その者たちが40歳、50歳の中年以降になっても名が世に出ない時、はじめて恐れるに足りぬことがわかるのですよ。 孔子様の時代は日本で言えば弥生時代、文字どころか竪穴に住まいやっと稲作始まる時代に礼節を説く思想家あり中国畏るべし これには後世畏るべしと記述されたものもあり、理想国家を求めて果たせず 74歳で没した孔子さまだが 決して絶望して亡くなられたのではない。後世に夢を託して望みを捨ててはいなかったというもの。 私個人としては論語では 巧言令色鮮なし仁(こうげんれいしょく すくなしじん) が好きですね。何事にもそつがなくて、うまいことお世辞を言うスキのない人には誠実な人はほとんどいない。 でも家族特に夫婦も親子でも巧言はいらないけれど言霊の国日本に住んでいるのですもの、美しい言葉で 「いつも有難う、愛しているよ」 とか「大好きなパパ  いつも有難うございます、感謝しています」とか言葉で表すことはとても大切、黙っていて理解できる超能力者は少ないですよ。

  

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