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梅仕事

まぁ Rさん  そんな風に思っていただけるなんて助産師冥利に尽きます、こちらこそありがとうございます。   3回目の母乳careに来られたRさんが上手におっぱいを飲んでご満悦の赤ちゃんをしっかり抱っこして お帰り間際におっしゃった言葉は私たちの心も明るくしてくれます。 「この子は、ちゃんとおっぱいが飲める子だったんですね。こちらに出会わなかったら、わたし 子供がこんな可愛い表情を見せてくれるとか、あやしたらご機嫌になるなんて思ってもみませんでした。明けても暮れても搾乳に追われて 出口の見えない暗ーいトンネルがいつまでも続くようで…  今は本当に嬉しい、ありがとうございます。」   初めて来られた時のRさんは硬い表情でした。「あかちゃんが全くおっぱいを飲んでくれない、お産した病院の外来に何回も通ったけれど、泣き叫んでまるで虐待しているみたいになって…そこの助産師さんたちには, 『この子は生まれもって直接  母乳を飲むのが嫌いな子なのよ』 と言われてしまって…」  Photo 23年前に私たちが開発した「母乳相談室」という哺乳瓶を上手に使っていて下さったのも Rさんが直接飲ませられるようになった一因でしょう。  この子たちに勇気づけられて 今年も簡略梅仕事です。    

Photo_3   写真の2つのビンは、右が昨年のブログ 「花衣脱ぐや…」で紹介した「梅酢」、左は毎年作る梅ブランデーです。梅酢は、材料:青梅1.5kg、コメ酢900ml、蜂蜜1kgを梅酒用の広口瓶に漬けて3か月、冷暗所に置いておくだけ。梅ブランデーは、青梅1kg、安いブランデー1.8L、氷砂糖400gから500gの間で。真うちは、中断していた梅干し。 よく民間では 保存食は、カビが生えると家内に病人が出たりしてよくないことが起きると申します。 不精を戒めて、十分目配り手配りしなさいということなのでしょう。  かくいう私も、梅干しにカビがついた思い出があります。   10年近く続いた介護の日々が、あっけなく終わった年は 呆然自失。 喪失感 無力感、私がもっとしっかり見ていれば、まだまだ 長生きしていただけたのではないか悔悟の日々、介護が終われば悔悟かなんて馬鹿なこと言わないでと目くじらを立てる始末。  亡き人のことを思うと、ああもして差し上げたかった こうもできたのではないかと 唯 申し訳なくてぼんやりと過ごし、梅漬けに思いが至らず 気がついたときはカビだらけという苦い思い出なのです。 昨年七回忌が終わり、今年は初心者マークの梅干し挑戦です。 漬けるための甕は勿論 、ザル、フキンに至るまで入念に消毒し、塩分15%,重石は7kg、さて無事に土用干しを迎えられるでしょうか

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