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2010年5月

親心

「母の日」ですね。カーネーションと一緒に「お母さんありがとう」なーんて改めて言われると、ウルウル来て、涙で花が霞んで見えなくなるからそんな大仰なことはやめてね。       それにどっちかというと、カーネーションより垣根のバラや路地の都忘れが好き、なんてちょっとへそ曲がり? 今回は断乳.卒乳シリーズ第2弾

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写真の未来美人はAKARIちゃんとHANAちゃんです。  AKARIちゃんのお母さんは、彼女をギャーとるずと愛称するクールかつ知的な方ですが、無事卒乳したわが子を「びっくりする位 賢くなって、豆電球に昇格」と絶賛 HANAちゃんは、ベトナムから一時帰国してのバイバイです。 いつも感心するのは、母乳育児を続けた母の強さ、優しさです。  お産したばかりの時は、赤ちゃんの空腹を満たすだけの十分な母乳は出ません。TASUKU  ちゃんSOUTAちゃん、MAOちゃんの お母さんも、

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夜中も何回も起きておっぱいあげて 眠気ををぐーッと耐えてきました。 母乳のお母さんに睡眠不足なんてない、お母さんは赤ちゃんと一緒に上手に細切れ睡眠をとるから、なんておっしゃらないで下さいね。 母乳育児のお母さんも、夜はやはり 眠いのです。  眠気や疲労をものともせず母乳を続けて3か月経つと、 何とか軌道に乗って、赤ちゃんの「アーウー」という喃語を可愛いと思えるようになるのです。 中には、 1年余も、「布団にも横たわらず、ずーっと抱っこしてまるで即身仏状態」で、おっぱいをあげ続けていた方もいます。彼女はいつもニコニコとお子さんと一緒に登場して、微塵も辛いなんてこぼしませんでしたが、ひょんなことから即身仏状態が判明。

彼女がもうすぐ仕事に戻ることになって、ご夫婦の間に母乳論争?が勃発したのです。お子さんを保育園に預けて、夜は母乳を続けたい、と希望する彼女に、「仕事もして、夜もその状態じゃ、彼女の身がもちません」とパートナー氏。 解決策? もちろん、お二人で十分 話し合われて、母乳は続行 ただし、即身仏状態解除で決着です。  ここまで行かなくても、子を授かって育てる父も母も、見えることばかりではなく、見えない努力を重ねているのですね。実は私、親心を誤解していた ことわざ があります。「焼野の雉子、夜の鶴 やけののきぎす よるのつる」は、子を思う母の愛だと思い込んでいましたが、あれは親心なんですね。火が迫っても野原のキジは雛を守ろうとし、夜の鶴は凍てつく夜も羽の下に子を抱いて暖める 話題の佐渡のトキもペアで抱卵していましたよね。 鳥の世界ならいざ知らず、現代にはそんな親心を持つ親は少ないのではないかと思うのは、大間違い。 大丈夫、私が見る限り 結構、子育てにチチもハハも頑張っていますよ。

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小型連休

お馴染みS大学看護学科4回生12人の実習風景です。学生たちは、 「鵜の目鷹の目」とはいきませんが 、この実習で何かを得ようと一生懸命 赤ちゃんやお母さまに接し、母乳育児を支える技術を見学する姿勢は真剣そのもの。 皆様の温かい励ましやご協力のおかげで、4月30日無事終わりました。ありがとうございました。  実習指導のk先生、M先生も「S大学の学生さんってすごく熱心ね」と感心することしきり。

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はるか大昔の私の学生時代は、病院出産全盛、人工栄養花盛りですから、助産師も助産院もまさに絶滅寸前指定種。  地域病院実習に行けば「こんな時代に何を好き好んで助産師なんかになりたいの?]と、差婦人科医たちからは変人扱いされるほど。 今思えば、産婦人科医たちは、ぼーっとして危機感の薄い学生の私たちに、「しっかりしなければ、助産師は不要といわれるよ。存在価値を高めなさい。」とカツをいれて下さったのですね。ところで私が助産師を志したのは、別に深いワケ等なくて、看護学科の時の分娩見学で、難産だったらしく、若い医師が困りぬいていたのを担当の中年助産師さんが、産婦さんをしっかり支えて、無事出産にもって行ったあまりのカッコよさと威厳に憧れをもったという次第です。その時の赤ちゃんの長ーく伸びた頭部と元気な産声、感動の中で「助産師になりたい」と決意したことは今でも覚えています。

Photo_28れをもって入学したのに、知らされるのは苦い現実ばかり。ところが助産院の実習は、閑古鳥もかくやの静かな院内でも、指導者の助産師さん達はどなたもリンとした姿勢を崩さず、今に私たちの時代が来ると確信を込めて語られたのです。

大先輩曰く「今は近代的な手術室のような産室で機械や薬(陣痛誘発)のお産がもてはやされているけど、女性にとって子を産み子を育てるのは大変なこと、自然なお産、母乳で子育てが当たり前にできる時代がまた廻ってきますよ。太古から助産師は、女性に優しく寄り添う専門職ですもの」 、大先輩たちの ヨミは正しかったようです。

Photo_25学生実習が終わるとほっと一安心、私の小型連休がスタートです。と言っても自宅と仕事場を往復して、資料を整理したりちょっとゆったり本を読むくらいでしょうか。本屋大賞受賞の「天地明察」楽しみです。

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