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2009年12月

京の師走

 今年も出ました、京の冬到来を告げる南座の顔見世まねき。昼の部も魅力的だが、夜には「仁左衛門.玉三郎Photo」略してニザタマ「助六曲輪初桜スケロククルワのハツザクラがある。仕事を持つ私としては、年末は恒例の先祖供養があり襖と障子の張り替え、畳替えまで控えていて走るのはお坊さんだけではないなーと実感。ついに襖と障子は経師屋さんにお任せしてスケジュールを調整、12月3日夜なら行けそうだからとWeb松竹.窓口電話の攻勢を3時間、やっと入手しました。どこも不況の影響は避けがたく、大人気の顔見世もネットで見れば当日券が残っている始末気を取り直し働くときは働き、年1回の南座には思い切りおしゃれ?をして出かけます。黒に近い濃灰色の小地谷紬の訪問着。Img_0096 とも色の灰色の濃淡で細い縦線を描出している。帯は冬を明るく彩る優しい赤地で川島織物の錦新花紋、総柄のしゃれ袋帯です。Photo_6威勢の良い啖呵を切るカッコ良い仁左衛門さんと人形のように美しい玉三郎さん。きれいですねという感想は、ただ、それだけということ。数年前に観た仁左衛門さんの「俊寛」の強い印象と感動はこの助六にはなかった。鬼界島に一人とり残される俊寛の悲痛な叫びはまだ耳に残っているというのに。むしろ今年の収穫は奮発した「ちもとの鼓弁当」。丁寧な仕事ぶり、野菜の調理の見事さ、何から何まで結構づくめ、見事としか言えません。本店には無理でもリーズナブルな価格の「彩席ちもと」なら行けるかも。今年も残すところ3週間ほど、この季節になると母方の祖母が「枇杷の花咲く年の暮れ」と口ずさんでいましたが年の暮れももうすぐですね。目を挙げれば毛皮のコートをまとった枇杷の花がぼつぼつと咲いていますよ。Biwa11Biwa_01_3

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