現代の女君たち
今年は源氏物語が世に出て1世紀ということで、それを記念して京都ではさまざまな催しや式典があった。身近では、洋風レストランで「源氏ゆかりのお得なお料理 」もあって、それはそれで中々楽しめる。
紫紅社から「染司よしおか」の吉岡幸雄氏の「源氏物語の色辞典」が出版され、早速購入して眺め入る。 上は、「若紫」の巻で後に源氏の最愛の人となる10歳の美少女、紫の上が着用していた「山吹襲」。これを着て、紫の上は走って登場するのである。 この2枚の写真は「源氏物語の色辞典」から借用。
それが、20年後の「玉鬘」の衣配りでは、紫の上のお衣装は、「紫根で染めた葡萄染(エビゾメ)の御小袿(コウチギ)」となり、堂々たる六条院の女主人となっている。紫の上にこそふさわしい葡萄染の選択、さすが光源氏様、色好みですね。
ところで、1000年を経た京の現代の女君たちをご紹介致しましょう。「笑顔良しはゴンタ」同様、将来の美姫たちも、ただ今は母乳科オシメ属ばかりです。若紫では、紫の上の美少女ぶりを「いみじくおひさき見えて、美しげなる容貌なり」と形容していますが、うちの女君達も「いずれアヤメか杜若」百合にも牡丹にも見まがう愛らしさです。
まずは、まだ黄疸が残る光源氏の君ならぬTOMO様登場。生まれて10日です。
お気にいりのベビージムで遊ぶwakana 姫。
源氏物語よりはるか昔の「竹取物語」のかぐや姫を連想させるharuka 姫。
この2人は双子ちゃんチームではありません。向かって左は大物男児3.5か月。向かって右はプリンセスMako。
頼むよ、女君たち!美貌は心配していないけれど、シミもシワもウエストもない現在の体型が、20年後には最後のウエストだけはわかるようにね。
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